旅好き会社員、アメリカに長期滞在(2回目)する。

ラッキーなことにインターバル1年で2回目のアメリカ長期滞在権(半年)をげっとした企業知財部員のブログ。

180628_言葉にすれば一期一会

現地時間の火曜日から明日にかけて、現地で開催されているセミナー(4日間通し)に参加しているAkkoです。クラスにアメリカ人の方が約4割いらっしゃる関係で、英語がもはや現地人の雑談レベルのフニャフニャさ(non-nativeを考慮していないという意味)と速度で飛んで来ているので、もはや英語は頭上を通過しています。頂いた資料は今の私にとってはとても役立つものなので、せめて資料だけでも有効活用したいと思っています。

 

一期一会、という単語を人生でこれほど強く意識するのは、昨年のワシントンDC滞在と今回と、これ以外には人生であまり無かったように思います。このセミナーに参加したことで、同じような日本人参加者でとても話が合いそうな人に二人出会うことができました。

しかし、そのうち1人は、セミナーのために渡米したということで今週末で帰国、もう一人は今週末でDCを離れ、米国内の他の拠点にしばらく滞在してからあと1か月半ほどで帰国する、とのことです。

 

もし私が、ビザ取得が順調でもう1か月早く渡米してきていたら、この2人とはもっと話す時間があったかもしれません。でも今回のご縁では、あえなく、約4日のみの出会いでお別れです。

 

この街には、いろいろな企業、いろいろな特許事務所から、多くの人が短期渡米(最長2年で駐在など、最短は昨年の私のように3か月程度~)でやってきます。ここでの人間関係をじっくり体感していると、「縁」の存在を感じずにはいられません。

 

前述の2人のように、出会ったその日に意気投合できて話し込める人もいれば

少し長い間、近所にいて何人かで遊んでいても個別には全くソリが合わない人もいて。

 

出会った相手が自分と会いそうかどうか、というのは私はその時のただの感触で判断しているし、それはおそらく相手もきっと同じで。特別な関係にせよ、友人関係にせよ、人間関係なんておおむねこういう感触をメインに形成されているんだろうなあ、と思うと

 

自分が誰かに対して執着して自分の時間と未来を無駄にしていないか。

本当は大事にしたほうがいい友人や同僚やその他の人を蔑ろにしていないか。

そんなことを、冷静にひとり部屋に帰って考えたりしています。

 

 

一期一会という言葉はあまりに有名で、そういうことだから日々の出会いや縁を大事にしよう、と言葉でいうのは簡単だと思います。しかし、出会った場所が異国で、しかもお互い帰国の期限があって、帰国したら容易に会えるかどうかもわからない場合が多いことを考えると、こういう場ほど一期一会の意味を感じることも、人生そうそう無いと思っています。

(*旅の出会いも一期一会ではありますが、同じような職務の人が集まるという意味でここでの出会いはかなり貴重です)

 

なお、今回に関しては、おひとりは東京だけど多分話が合いそう(変態トラベラー)で、一人は大阪勤務ってことで帰国後も稀には会えそうなので、続いていけそうな縁に出会えて本当に幸せです(連絡先確保済)。

 

あと5か月の間、どれだけの変わった人と出会えるかという事を考えると、本当に楽しみです。

 

*仕事は、やばいです。

 

Akko